Report: HAKAIDERS 2022 ─加藤泉(美術家)× Atsuo(ミュージシャン/Boris)世界でぼくらがサヴァイブできたわけ

4月6日に、銀座 蔦屋書店で開催されたトークイベント「HAKAIDERS 2022 ─加藤泉(美術家)× Atsuo(ミュージシャン/Boris)世界でぼくらがサヴァイブできたわけ」に参加しました。

「HAKAIDERS」結成当時の話から今のふたりの活動、そして未来の活動にまで話が広がり、とても内容の濃いものになりました。
特に武蔵野美術大学時代の話はここだけでしか聞けない貴重な話ばかりで、当時影響を受けた音楽、Atsuoさんが「HAKAIDERS」に加入した経緯から、当時住んでいたアパートで作ったレコードレーベルの話、加藤さんが「HAKAIDERS」結成前にやっていたフォーク(!)バンドの話まで、学生らしくも、今に繋がるこだわりと熱を感じる青春時代。

そこから、音楽と絵、どちらもそれだけで生活できるようになる時のタイミングの難しさと辛さ、どういう覚悟を持つかといった話にまで。
制作に関しては、自分たちの仕事は農家に似ているというのも、何とも意外で、聞いて納得な話でした!
これからのふたりの活動の話も、アメリカ、メキシコ、オーストラリア、ドイツ、フランスなど、本当にワールドワイドで、それでもふたりが明日どうなるかもわからないと言っているのもとても印象的で、その心持ちが今の活躍の原動力のようにも感じられました。

まだ青年だったふたりが、その当時の熱を持ったまま大人になり、技術と経験を身に付けて今ここに再び「HAKAIDERS」を再始動させたことの感慨深さ、そしていったいこれから何を見せてくれるんだという期待が溢れるトークで、4月16日のレコ発ライブへの期待がますます高まりました。


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