LP: ressentiment "ikisyon 19"
るさんちまん 第19回「る会~生きション~」
アーティストユニット”るさんちまん”による12インチ LP 作品。Potziland Records がリリースするレコード第2弾になる。
前回の「る会~生きション~」の発表から15年ぶりの作品になり、これまでの映像やインスタレーション、ライブパフォーマンスなどで使用したサウンドを再構成したトラックを収録。
彼らが出会った四国お遍路巡礼者による語り、観光地や街頭スピーカーから流れる自動案内やプラネタリウム解説をコラージュした音声、フランス人による流暢な日本語での人生観についての講義、童謡の歌詞をもとに機械翻訳によって生み出されたテキストの朗読などといった様々な声に、民族音楽を模した楽曲、三味線やクラリネットによる演奏、打ち込みのシンセサイザーによる音楽、フィールドレコーディング素材などが組み合わされ、極めてユニークで圧倒的な音の世界が展開される。
付属のリーフレットには、高橋瑞木氏(CHAT【チャット/Centre for Heritage, Arts and Textile】エグゼクティブディレクター兼チーフキュレーター)によるテキストを日英で収録。その裏面には、曼荼羅を思わす絵図によって、彼らが四国お遍路で見聞した風景を表した線描画を掲載した。
また、期間限定の特典として、初期ビデオ作品「ikisyon 1」と「ikisyon 4」を視聴できるウェブサイトへのリンクが示されたお札型の紙片を同梱しているので、レコードとともに、ぜひ鑑賞していただきたい。
*本サイト購入特典として、 Potziland Records のステッカーをプレゼント!
るさんちまん ressentiment
2000年に活動を開始したアーティストユニット。同年に彼らが訪れた四国お遍路にて出会った巡礼者から聞いた意味が判然としない言葉「生きション」をキーワードに、映像や音響を中心としたインスタレーションやパフォーマンスを展開。これまでにアルスエレクトロニカ(2004年、リンツ)、横浜トリエンナーレ(2005年)、ナムジュンパイクアワード(2006年、ケルン)などに参加した他、山口情報芸術センター(2003年)、森美術館(2004年)、NTTインターコニュニーケーションセンター(2004年)、FACT財団(2005年、リバプール)、太田市美術館(2005年、デジョン)などでのグループ展や上映会において作品を発表している。
音楽と美術:
るさんちまん
声:
城戸晃一
清水博
橋本知子
馬場澄子
フィリップ シャトラン
藤幡正樹
水越伸
お遍路巡礼者
マスタリング:
ウエヤマ トモコ
写真:
平野治朗
プロダクションサポート:
荒谷智子
入江拓也(SETENV)
オリジナルレコーディング:
るさんちまん 1999-2006
謝辞:
加藤泉
岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)
テキスト:高橋瑞木
翻訳:田村将理(artport)
校正:アキレス・ハッジス(artport)
Music and art works:
ressentiment
Voice:
Koichi Kido
Hiroshi Shimizu
Tomoko Hashimoto
Philippe Chatelain
Masaki Fujihata
Shin Mizukoshi
Sumiko Baba
Ohenro Pilgrim
Mastering:
Tomoko Ueyama
Original Recordings:
ressentimet, 1999-2006
Photo:
Jiro Hirano
Production Support:
Tomoko Aratani
Takuya Irie (SETENV)
Special Thanks:
Izumi Kato
International Academy of Media Arts and Sciences (IAMAS)
Text: Mizuki Takahashi
Translation: Masamichi Tamura(artport)
Proofreading: Aquiles Hadjis(artport)
ressentiment "ikisyon 19"
PR-002
(P) & (C) 2020 Potziland Records / ressentiment. All Rights Reserved.
MADE IN JAPAN
STEREO
33 1/3 RPM